かみのメモ

コンピュータビジョン・プログラムな話題中心の勉強メモ

XFLR5のXfoilコードを抽出してみた

初の鳥人間成分。 情報量ゼロの宣伝記事です。

かの有名なMark Drela先生が作成した二次元翼型解析ソフトXfoil。 割と古いソフトですが、未だにそこそこの数の鳥人間チームが利用していると思います。

しかし自作のプログラムと連携させることを考えたとき、オリジナルのXfoilはFortran 77で書かれているのと、解析結果を表示するためのグラフィック系の処理が食い込んでいるのが厄介です。

そこで、模型飛行機設計ソフトXFLR5に含まれているC++移植版Xfoilの部分だけを再利用可能な形で切り出してみました。

github.com

移行のためにやった作業は、Qt関連のコードの排除とgoto文の整理だけです。 実装の詳細までは把握できてないのであしからず。

細かい使い方はmain.cppを見てください。

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解析を実行した様子

本当はこれを使って翼変形を加味した動的挙動の解析ソフトを作るつもりだったんですが、研究のほうが忙しくなってきたので未だ手付かず。 誰か代わりに作ってくれ…。